2007年08月09日
仙崎の花火大会
過ぎ去った想い出は美しいものです。
想い出とかけ離れた現実に出会っても、記憶は記憶として何の干渉も受けません。
むしろ現実とそぐわなければ、益々美化されていくのでしょう。
それは「記憶の純化」と呼べる事象ではないでしょうか?
花火①

ここのところの暑さでついに頭が○△■になったかと思われるかもしれませんが、今回の仙崎旅行で花火大会を見ての感想です。
想い出とかけ離れた現実に出会っても、記憶は記憶として何の干渉も受けません。
むしろ現実とそぐわなければ、益々美化されていくのでしょう。
それは「記憶の純化」と呼べる事象ではないでしょうか?
花火①

ここのところの暑さでついに頭が○△■になったかと思われるかもしれませんが、今回の仙崎旅行で花火大会を見ての感想です。
仙崎の花火大会は、漁師町らしく、賑やかで派手な花火大会でした。
過去形で語ったのは、子供の頃の記憶だからです。
普通の花火大会であれば、土曜日とか日曜日とかを選んで行われるのですが、ここでは判で押した様に毎年7月23日と決まっています。
花火大会を待つ宵

実際に見たのは2,3回だと思いますが、海、スイカ、魚釣りなんかの楽しい夏休みとセットの行事で、毎年「今年は行けるかな?」と楽しみにしていました。
仙崎から離れた場所に住んでいたので、この日に毎年これるとは限りません。
土日ならともかく、平気で平日に開催するものですから。
花火②

今回、「なぜ毎年23日なのか?」という、昔からの疑問が解けました。
この花火大会は、仙崎にある八坂神社の「祇園祭」の行事のひとつとのことです。
京都の山車や博多の宵山が形を変えて、ここでは花火になっているのでしょう。
(山車が出る日もあるようです)
花火③

週末の夜に比べると人出がもの凄く、臨時列車、臨時バス、歩行者天国に無数の露天が出る賑わいぶりに、「仙崎にこんなに人が集まるのか」という衝撃はあったものの、数十年ぶりに見た花火大会そのものは、宇品港(広島)の花火大会などと比べると寂しいものでした。
昔懐かしい、スポンサーの紹介が終わったあと、一通り打ち上げられる方式。
期待が大きかった分、「こんなだったっけ?」と寂しい思いもありましたが・・・。
「変わったのは僕自身で、花火大会は昔から変わっていない」
そう思うことにしました。
(Living On the Edge)
Posted by sasarico at 18:00│Comments(0)
│仙崎のこと
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